平井真美子、「全て忘れてしまうなら ― ミニピアノのための幻想曲集」を配信開始
平井真美子の「全て忘れてしまうなら ― ミニピアノのための幻想曲集」が配信開始された。今回デジタル配信された楽曲は、「pm 2:42」「溜息はワルツのように」「永い春」「ふれる」「Flap!」「私の私」「白い影」「鴨川」「ほのかにすこしなんとなく」「aura」「全て忘れてしまうなら」を含む全11曲となっている。
音楽家・平井真美子による、1933年製ミニピアノの作品集。 楽器とともに各地を旅しながら紡がれてきた音は、飼い鳥たちのさえずりも自然に溶け込む自宅の私室で録音された。 親密な響きが、静かな余韻をたたえ、演奏と生活の気配が重なり合う、かけがえのない音の記録。 == 私は今、いつもとは違うペンをとりこの文を書いています。 1933年製のミニピアノと出会った、いえ“再会”したのは2022年8月。PIANOPIAの主幹・小川瞳さんによって修復されたその楽器の持つ響きに、えも言われぬ懐かしさを感じ、それまで生きて来た時間が巻き戻されるような不思議な感覚を覚えました。 それからというもの、小さなこの楽器の持つ機動力(ミニピアノとはいえ40kgほどありますが、通常のピアノに比べればはるかに持ち運びしやすいのです)を生かして友人の家やアトリエ、慣れ親しんだお店やギャラリー、京都にある白亜荘や京都文化博物館別館ホール(重要指定文化財)のような100年以上前に建てられた古い建造物などに赴きました。 "ピアノと一緒に旅をする" これまでグランドピアノやアップライトピアノを弾いて来た私にとって夢のようなこと。さまざまな場所を巡りながら私は私を旅しています。それは私が私ではなかったあの頃、このミニピアノと共に過ごした時間。。。“再会"と書き換えたのはつまり、再びこのミニピアノに触ることで私の中にある遠い記憶に触れられたのかもしれない。大きな草原に寝転ぶようなそんな清々しさと安心感。私は小鳥になって鍵盤を渡る。さなぎになって沈黙に潜る。指と指が階段を上り下りしながらいつかの景色と重なってまた離れていく。100年近くの時を越えて、夜空に瞬く星達がおしゃべりするように楽器が空間と呼応する。きっとあの日みたいにいつかこのミニピアノと別れる日が来て、また遥か先の未来に巡り会える。限られた束の間の時間を私はこの楽器と過ごしています。 私は今、いつもとは違うペンをとりこの文を書いています。 つまり、今この文字を綴っているのは遠い日の私であり、いつかの未来を生きる自分。 それが全て幻だったとしても構わない。 『全て忘れてしまうなら』 ― ミニピアノのための幻想曲集 この作品はそんな永遠の記憶を"たった今"の心で綴った私の宝物です。 == 平井真美子 全て忘れてしまうなら ― ミニピアノのための幻想曲集 01 pm 2:42 02 溜息はワルツのように 03 永い春 04 ふれる 05 Flap! 06 私の私 07 白い影 08 鴨川 09 ほのかにすこしなんとなく 10 aura 11 全て忘れてしまうなら 使用楽器:ミニピアノ(40鍵 河合楽器 1933年製) 囀り:Matinee・Journée・Soiree 録音・ミックス:福岡功訓 (Flysound Co.) ミニピアノ修復・調律:小川瞳(PIANOPIA) 録音日:2024年7月14日 録音場所:東京、私室にて 発売日:2026年3月13日 デザイン:サイトヲヒデユキ 翻訳:エバンズ亜莉沙 制作:島田達也(night cruising) 品番:NCLP-05 レーベル:night cruising
なお「全て忘れてしまうなら ― ミニピアノのための幻想曲集」は、Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、YouTube Music、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:全て忘れてしまうなら ― ミニピアノのための幻想曲集

1:pm 2:42
平井真美子
2:溜息はワルツのように
平井真美子
3:永い春
平井真美子
4:ふれる
平井真美子
5:Flap!
平井真美子
6:私の私
平井真美子
7:白い影
平井真美子
8:鴨川
平井真美子
9:ほのかにすこしなんとなく
平井真美子
10:aura
平井真美子
11:全て忘れてしまうなら
平井真美子
night cruising
ジャンル:インストゥルメンタル / オルタナティブ / ニューエイジ
平井真美子

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