渋谷慶一郎、「ATAK026 Berlin」を配信開始
渋谷慶一郎の「ATAK026 Berlin」が配信開始された。今回デジタル配信された楽曲は、「War Cut」「Slave To The Rhythm」「It doesn’t exist in Mathematics and Physics」「Variations of Silence and Error」「No one knows any reason」「Metaphysical Things」「The World as an Interface」「Complex Systems」「Near-death experiences」を含む全9曲となっている。
本作は渋谷慶一郎が2002年に設立したレーベル・ATAKの設立20周年を記念したアルバムであり、2008年にドイツ・ベルリンのメディアアートの祭典Transmedialeで行われたライブパフォーマンスのために制作された楽曲群を2022年に再構成、細部に至るまでエディットして作り上げられた。 複雑系、人工生命研究者で東京大学教授の池上高志とのコラボレーションの金字塔でもあり、収録されているサウンドは全てサイエンスデータからコンピュータ内部で変換、生成されたノイズの掛け合わせから成る。 また、ドイツの生物学者であり、カオス理論のレスラーアトラクター、および内在物理学で知られるオットー・E. レスラーと2008年当時にベルリンで行われた対話からの引用が断片的に収録されている。 2008年はATAKの共同創設者であり渋谷のパートナー・mariaが亡くなった年であり、渋谷がピアノやオペラ作品の制作を行う以前、電子音楽のみの制作を行っていた最後の年でもあった。
なお「ATAK026 Berlin」は、Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、YouTube Music、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:ATAK026 Berlin

1:War Cut
渋谷慶一郎
2:Slave To The Rhythm
渋谷慶一郎
3:It doesn’t exist in Mathematics and Physics
渋谷慶一郎
4:Variations of Silence and Error
渋谷慶一郎
5:No one knows any reason
渋谷慶一郎
6:Metaphysical Things
渋谷慶一郎
7:The World as an Interface
渋谷慶一郎
8:Complex Systems
渋谷慶一郎
9:Near-death experiences
渋谷慶一郎
ATAK
ジャンル:エレクトロニック / インストゥルメンタル / オルタナティブ
渋谷慶一郎

音楽家。1973年東京生まれ、東京藝術大学作曲科卒業。2002年に音楽レーベル ATAKを設立。作品は先鋭的な電子音楽作品からピアノソロ 、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションまで多岐にわたり、東京・パリを拠点に活動を行う。 2012年に初音ミク主演による人間不在のボーカロイド・オペラ『THE END』を発表。初音ミクの衣装は当時Louis VuittonのデザイナーであったMarc Jacobsが務め、同作品はパリ・シャトレ座公演を皮切りにヨーロッパ中心に世界中で公演が行なわれている。2018年にはAIを搭載した人型アンドロイドがオーケストラを指揮しながら歌うアンドロイド・オペラ®︎『Scary Beauty』を発表、日本、ヨーロッパ、中東圏で公演を行なう。 2021年は新国立劇場の委嘱新制作にてオペラ作品『Super Angels スーパーエンジェル』の作曲を務め、アンドロイドとオペラ歌手、合唱、バレエダンサー、そして東京フィルハーモニー交響楽団と共演を果たした。2022年3月にはドバイ国際博覧会にてアンドロイドと仏教音楽・声明、UAE現地のオーケストラのコラボレーションによる新作アンドロイド・オペラ『MIRROR』を発表。2023年6月にはパリ・シャトレ座にて70分の完全版となる同作を初演、2024年6月には東京公演実現。 2024年4月にはMilano Design WeekにてLEXUSの展示で自身のサウンドインスタレーション『Abstract Music』を発表。 また数多くの映画音楽も手掛けており、2020年には草彅剛主演映画「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)の音楽を担当。本作で第75回毎日映画コンクール音楽賞、第30回日本映画批評家大賞、映画音楽賞を受賞した。2022年には映画「xxxHOLiC」(蜷川実花監督)の音楽を担当。2022年にはGUCCIのショートフィルム「KAGUYA BY GUCCI」の音楽を担当。 テクノロジー、生と死の境界領域を、作品を通して問いかけている。http://atak.jp
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