Dissecting Table、「Jailed Terrorist」を配信開始
Dissecting Tableの「Jailed Terrorist」が配信開始された。今回デジタル配信された楽曲は、「Euthanasia」「Children Of Wrath」「Hellbroth」「Prison Breaker」「Zombie Computer」「Pointless Death」「Euthanasia (Live at UPD studio, Hiroshima on April 16, 2022)」を含む全7曲となっている。
開発したシンセサイザーシステムは、主に、コンピュータ、universal serial bus(USB)接続デバイス、ラインセレクタ、フィルタ及び、ミキサーで構成されています。本作”Jailed Terrorist”で用いたフィルタは、複合型シンセサイザー、白色化フィルタ、バイカッド回路、オールパスフィルタ及び、状態変数フィルタです。複合型シンセサイザーは、主に、ウィーンブリッジ発振器、バイカッド回路、乗算器及び、電圧制御回路で構成されています。白色化フィルタは、入力信号であるpulse width modulation(PWM)信号と疑似ランダム信号を論理演算しています。従来のデジタルシンセサイザーと異なる音色を作るため、アナログフィルタとカスケード接続していたデジタルフィルタを用いませんでした。本作の4曲目は、USB接続デバイスから出力される5つのPWM信号を5つのスピーカに入力しました。5つのスピーカから再生されるPWM信号をダミーヘッドマイクで録音しました。ヘッドフォンで再生することにより、立体的な音響を楽しむことができます。7曲目は1曲目のライブ録音です。本シンセサイザーシステムは、32チャンネルスピーカを用いています。正方形の1辺に8チャンネルスピーカを置いて音像定位の制御を行います。この8チャンネルスピーカを正方形の4辺に配置させることにより、音像定位を左右前後に制御することができます。更に、ラインセレクタでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号とフィルタの接続が変更されるため、フィルタと接続するミキサーの入力信号も変わります。各ミキサーの8チャネルの出力は、各ミキサーに接続した8チャネルスピーカの音色を変更します。曲は、正方形に配置した32チャンネルスピーカの重心にダミーヘッドマイクを置いて録音をしました。ヘッドフォンで再生することにより、このシンセサイザーシステムの音響を楽しむことができます。

1:Euthanasia
Dissecting Table
2:Children Of Wrath
Dissecting Table
3:Hellbroth
Dissecting Table
4:Prison Breaker
Dissecting Table
5:Zombie Computer
Dissecting Table
6:Pointless Death
Dissecting Table
7:Euthanasia (Live at UPD studio, Hiroshima on April 16, 2022)
Dissecting Table
UPD organization
ジャンル:インストゥルメンタル / エレクトロニック / オルタナティブ
Dissecting Table

1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。
Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table
