GHEME、「NG+」を配信開始
GHEMEの「NG+」が配信開始された。今回デジタル配信された楽曲は、「darling」「STEP」「NEW WORLD (2026 Remastered)」「オール」「thread (2026 Remastered)」「午前8時のローソンで」を含む全6曲となっている。
# 1st Album『NG+』紹介文 「強くてニューゲーム」。 ゲームの世界では、一度物語をクリアしたプレイヤーが、それまでに得た経験や能力を引き継いだまま、もう一度はじまりの場所から冒険を始めることを指す。 GHEMEの1stアルバム『NG+』は、この言葉をテーマに作られたアルバムではない。 むしろ逆だ。 熊本でGHEMEを結成して4年弱。ワンマンライブを重ね、20組が出演する自主フェスを開催し、ライブハウスや野外イベントで、汗をかきながら鳴らしてきた曲たち。その中から、いつしか観客に愛され、GHEME自身にとっても欠かせなくなった6曲を集め、初めてひとつの作品にしようとしたとき、このバンドを最も正確に言い表す言葉として最後に辿り着いたのが『NG+』だった。 彼らは、何も持たずにスタート地点に立った5人ではない。 それぞれが音楽をやり、仕事をし、歳を重ね、成功も失敗も経験してきた。その経験値を持ったまま、もう一度バンドという途方もなく青臭いものを始めた。 だから「強くてニューゲーム」なのだ。 サウンドは、決して現代のロックシーンの最先端を追いかけてはいない。もっと器用で、もっと新しく、もっと効率的な音楽はいくらでもあるだろう。 それでもGHEMEの音を聴いていると、不思議とこう思う。 ――そうそう。こういうのでいいんだよ。 ギターが鳴り、ベースとドラムがうねり、鍵盤が景色を広げ、その真ん中で声を枯らして歌う。ロックバンドというものを好きになったときの感覚を、身体のどこかが覚えている。そんな音だ。 アルバムは、柔らかく美しい「Darling」から始まる。 別れを想像することで、いま目の前にあるものが決して当たり前ではないことに気づかせる曲だ。その静かな入口から、一気に景色を変えるのが「NEW WORLD」。 「その手に握ったままの執着を捨てて、その拳と心を放つのさ」 人生の転換点にいたTEP自身と、新しい場所へ踏み出そうとしていた周囲の人々を鼓舞するために生まれたこの曲は、いまではGHEMEを代表する一曲となった。ライブでは煽られるまでもなく、観客が自ら拳を上げる。 続く「オール」が問いかけるのは、人生の主導権だ。 人生は思っているより短い。誰にも分からない結末を前にして、他人の言葉に進む方向を決められていいのか。 「お前のオールを握ってんだ」 その問いを投げつけたあと、アルバムは「STEP」で突然、意味から自由になる。歌詞の意味よりも音の響きと身体の気持ちよさを優先して作られた、ただ踊るための曲だ。感情を真正面からぶつけ続けるのではなく、何も考えずステップを踏む。その瞬間があるからこそ、次の「thread」が深く入ってくる。 「thread」は、誰かに生き方を説く歌ではない。 自分が歩いてきた道を否定せず、そのまま生きていこうとする歌だ。 GHEMEが音楽的ルーツとして公言する10-FEETやG-FREAK FACTORY。その音楽のように、歌詞の意味を理解するより先に、なぜか胸の奥に触れてしまう曲を作りたい。その思いから生まれた「thread」は、実際にライブで多くの人を泣かせてきた。 そして最後の「午前8時のローソンで」は、さらに時間を遡る。 GHEME以前、TEPが別のバンドで演奏していた時代に生まれた曲だ。明確なメッセージから作られたわけでもない。それでも以前のバンドでも、GHEMEでも、不思議なほど「この曲が好きだ」という人が現れ続けた。 過去を捨てるのではなく、持っていく。 そう考えれば、この曲が『NG+』に収録されていること自体が、どこかこのアルバムらしい。 GHEMEのライブを観た人から、「泣いた」「MCがぶっ刺さった」「悔しくなった」「諦めかけていたことを、また始めようと思った」と言われることがある。 しかし彼らは、誰かを励ますためだけにステージに立っているわけではない。 「こう生きろ」と答えを押しつけるわけでもない。 いい大人が汗だくになって、格好良さも格好悪さも晒しながら、ステージの上で必死に演奏する。ただそれだけだ。 そこから何を持って帰るのかは、観た人に委ねられている。 勇気でもいい。 悔しさでもいい。 熱さでもいい。 忘れていた何かでもいい。 そしてライブが終わり、それぞれの日常へ戻ったあとに『NG+』を再生する。 すると、あの日ステージから放たれていた音と、自分自身がライブで感じた感情が重なって、もう一度身体の中で鳴り始める。 『NG+』は、人生をやり直すためのアルバムではない。 ここまで生きてきた経験も、失敗も、傷も、好きだったものも全部持ったまま、また始めればいい。 見えない場所から「冷笑」で殴られる時代に、「熱唱」で立ち向かう。 GHEMEというバンドそのものを、初めてひとつの作品に封じ込めた1stアルバム。 それが『NG+』である。
なお「NG+」は、Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、YouTube Music、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:NG+

1:darling
GHEME
2:STEP
GHEME
3:NEW WORLD (2026 Remastered)
GHEME
4:オール
GHEME
5:thread (2026 Remastered)
GHEME
6:午前8時のローソンで
GHEME
GHEME RECORDS
ジャンル:ロック
GHEME

熊本を拠点に活動するロックバンド「GHEME(ゲーマ)」 2022年結成。同年12月のSLOWHANDで初ライブを皮切りに、その後も地元のライブハウスやイベントで精力的に活動を展開。エモーショナルでエネルギッシュなロックサウンドが特徴。 2025年3月 地元熊本での単独ワンマン 250名集客を経て 2025年8月 熊本駅前での地元バンドだけの野外ロックフェス「ライブハウスinアミュひろば」を開催 2500名集客 2025年9月 熊本B.9にて20バンドを集めサーキット形式の2DAYS「GHEMEフェス」を開催 2026年夏予定 熊本アマチュアバンド史上初の熊本城ホール600名単独イベントを開催予定
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