"直球な方がいいのかなって"『WISE』楽曲プロデュースの裏側

2016/09/30

(L→R) WISE , 市川裕依
 

今回は、SHOWROOM企画から生まれたコラボ楽曲を配信するおふたりへ、スペシャルインタビュー。
TERIYAKI BOYZなどでお馴染みのWISEさんと、彼のプロデュース&フィーチャリング楽曲制作を勝ち取った市川裕依さんに、『企画を振り返って』や『楽曲制作』についてお話をお聞きしました。


 

WISE プロデュース&フィーチャリング シンガーオーディション

西野カナの代表曲やTERIYAKI BOYZなどでお馴染み、高いスキルで評価されるバイリンガル・ラッパー“WISE”がプロデュース&フィーチャリング!オリジナル楽曲提供&配信プロジェクト!
 

 
ーー今回、SHOWROOMでの企画に参加する至った経緯からお聞かせいただけますか?
 
市川裕依 (以下、市川):もともと東京へ音楽をやろうと決めてきていて、SHOWROOMを始めたきっかけはライブに来るお客さんを増やしたいと思ったことでした。実はSHOWROOM内では本格的な音楽イベントがなかったんですけど、それでもずっと続けてて。そんな時にWISEさんのコラボオーディションを見つけたんです。画面越しに見てきていたので、憧れの人だったんですけど、そんな方とコラボできるのなら応募しよう、絶対優勝してやるって意気込んでました!1位しか狙ってなかったです(笑)。
 
ーー見事に今回優勝されて、有言実行ですね!
 
市川:もし今回の企画がなかったら、WISEさんとご一緒できることもなかったですし、画面越しのままだったかもしれないですね(笑)。
 
ーーWISEさんはどういった経緯でプロデュースされることになったのでしょう?
 
WISE:お声がけいただきまして。最初にお話をいただいたときに、まず、単純にSHOWROOM自体が新しい時代のプラットフォームに感じて、いかに世に自分が出て行くかが大変な時代になってきたと思うんですね。その中でYouTubeを駆使するのか、SoundCloudに音源を上げて聞いてもらうのか、いろいろな方法があると思うんですけど、総合的にSHOWROOMでは自分をプレゼンしないといけないところなので、それ自体が面白いなと思いましたね。実際に見て、話を聞いて、可能性的には大きいのかなと。そこに集うファンとかもアバターになっていたり、プレゼントだったりもあげれる機能に興味を持っていました。
 
企画に対しては、自分自身ありがたいチャンスがあって世の中に出てこれた身なので、こういった企画にも関わって新しいシンガーさんともお仕事ができるというのに単純に興味があった。直感的にも面白いかなというのが、最初のきっかけでしたね。
 
 
ーーそうして市川裕依さんが優勝されて楽曲を一緒に作られるわけですが、審査過程はどうでしたか?
 
WISE:企画が走っている中で、アバターも作ってもらってちょろちょろイベントに参加してたんですよ。その中で勝ち上がってくる子っていうのが、やっぱり総合的に実力がある子なんだなって改めて思いましたね。歌が上手いだけでもダメだし、逆に喋りが上手いだけでもダメだなっていうのがだんだんと見えてきて。最終的な決勝戦には自分もアバターで参加して、それ自体はめちゃくちゃ楽しかったです(笑)。
 
一同:(笑)
 
WISE:「ああ、SHOWROOMってこういうことなんだ」ってことが実際にアバターとして参加してみて初めてわかるというか。
 
市川:私が放送している時に、一度WISEさんのアバターが現れたんですけど、その後退出したんですね。「あ、WISEさん出て行ったなぁ」とホッとしてたら、またヒュッと入ってきて(笑)。
 
WISE:いろんなところ見に行ってましたね(笑)。
 
市川:でもちゃんと見てくれてるんだなぁって、嬉しかったですね。
 
ーー参加者さんを満遍なく見られていたのですね。
 
WISE:そうですね。その時その時でアピールポイントが違う中で、決勝戦に進むにつれて全体のレベルだったり、歌い方だったりがわかっていった感じですね。
 
ーーそうして市川さんが優勝されまして楽曲をプロデュースすると。もともとWISEさんの中で楽曲の構想はあったのでしょうか?
 
WISE:最初は、結構『聴かせる曲』がいいかなって思ってたんですけど、結果的に元気がある、アピースできる曲がいいのかなって思いましたね。もともとBUS MASTERでやられていた曲もダンサブルな曲が多かったので、その延長で、一旦ソロになった時の裕依ちゃんのEDMというか、そういう元気なものが果たしてどう届くのかってところで楽曲の雰囲気は考えました。他の路線だとトロピカルハウスだったり、少し変わったこともやりたいなとは思ってたんですけど、初めてなので直球な方がいいのかなって思いましたね。やっぱり、裕依ちゃんについているファン層だったりも考えて。
 
ーーなるほど。トロピカルハウスもいいかもしれないですね。
 
市川:そうですね、やってみたいです(笑)。
 
(L→R) WISE , 市川裕依
 
ーー今回の楽曲ではWISEさんが作詞・作曲を全てプロデュースされたのでしょうか?
 
WISE:僕、トラックは作れないので、今回はAILIという女性シンガー兼プロデューサーの方に手伝ってもらっていました。なので、詞とメロディーは僕ですね。で、トラックは話し合いながら作っていった感じですね。
 
ーーその後、レコーディングは一緒にスタジオで。
 
WISE:そうですね。一緒にスタジオで作業してました。
 
ーーレコーディングに関して、WISEさんはどのくらいで撮られているのでしょう?
 
WISE:ピンキリですね~。作って寝かしたものもあればという形ですけど。今回のは実は、はじめに別のトラックを聴かせていたんですよ。
 
市川:そうなんです。結構しっとり系というか、落ち着いた感じの。
 
WISE:今回配信する楽曲「WANNA BE FREE」に比べると悲しい感じというか、彼女の歌を聴かせるという意味ではすごくいいと思ったんですけど、もう少しダンサブルなものがいいのかなって。これだったら元気な彼女のイメージにあるのかなって思って、今回のトラックにしましたね。
 
ーー元気なイメージが強いので、しっとりの方も聞いてみたいですね。
 
市川:それもめっちゃ良かったんですよ!でも、私のイメージが「夏」「元気」というところで、今回は引き出しの中へ(笑)。
 
ーーそうなんですね(笑)。
 
WISE:今のHIPHOP/R&Bだったりは音数が少ない感じですよね。だけど、それがすごくキャッチーになっている部分があると思うんです。引き出しの中の曲はそっちの感じの音だったんですよね。少し向こう(US)っぽいというか。なので、ちょっとハードルも高いのかなぁとか、裕依ちゃんのファンだったりはBUS MASTERの活動を見られてきていると思うので、方向が飛躍しちゃうと反応もあれ?って感じになっちゃうのかなって部分もあったですね。それもあったし、裕依ちゃんに聞かせた時に「すごいいい曲ですね。でもなんか悲しいですね。」って(笑)。
 
一同:(笑)
 
WISE:そこで、「なるほど」と(笑)。切ない、悲しい感じに聞こえるんだったら、少し違うのかなって。なので、そこからまた別トラックを作りながら歌詞も書いてました。
 
ーー楽曲製作の背景には色々あったわけですね。市川さんは、今までどういった音楽がお好きだったのでしょうか?
 
市川:R&Bとかが好きでずっと聞いてましたね。リアーナさんとかめっちゃ好きなんですよ。
 
WISE:聞いた話だと、前はR&Bとかも歌ってたんでしょ?
 
市川:そうなんです!ラッパーさんとかと一緒に歌ったり。その中でトラックに歌詞をのせるのではなくて、コードから考えたいなって思って。そこからピアノを習ってみたり、大好きなリアーナの譜面を練習してみたり(笑)。そこからSHOWROOMでの活動も開始して、BUS MASTERでも歌って、今に至る感じです。
 
WISE:その話、全然聞いてなかったんだよね(笑)。
 
 
ーー曲を聴いてからレコーディングまでを振り返っていかがでしたか?
 
市川:まずはじめに曲は聴いた瞬間に鳥肌が立ちました。今までの生い立ちというか、上京して誰も知らない場所でいろんな人と出会って、そういう活動ができているんだなぁってことも、聴いている途中に思い出してて。
 
WISE:実際レコーディングをした時に、すごくピッチも綺麗だし、めちゃくちゃ安定感あってすごくいい声をしているので、安心して聴いていられました。プロデュース企画なので、もっと「ああした方がいい、こうした方がいい」って横槍で入んないといけないのかなぁって思ってたんですけど、全然いいじゃんって。
 
市川:嬉しいですね。今回のレコーディングも自信になりましたし、何よりすごく楽しかったです!
 
ーー今回、iTunesなどデジタル配信に『TuneCore』をご利用いただいているわけですが、サービス自体はご存知でしたか?
 
WISE:聞いたことはありました。今全世界だと、どのくらいの国に配信できるんでしたっけ?
 
ーー現在は111か国、iTunesなど含めて30以上の音楽プラットフォームへ配信ができます。
 
WISE:すごいですよね。それこそ今まで日本から海外へってなると、難しいところがあったじゃないですか。その壁がなくなることで、日本でそこまでメディアに出てなかろうが、世界では大スターって人も出てくる可能性があるということですよね。すごくいいと思います。
 
ーーありがとうございます。ぜひWISEさんのようなバイリンガルの方に、海外に向けて発信していってほしいです!その他ツールとして利用したいものはありますか?例えば、SHOWROOM配信をされるとか(笑)。
 
WISE:そうですね(笑)。SHOWROOMみたいなプラットフォームは、コミュニケーションを取れる点ですごくいいと思います。直にその場でコミュニケーションを取れるってことは、アーティストとしてすごく大きいことです。もしかしたら、、、やるかもしれないです(笑)。
 
 
ーー最後に、おふたりの今後について。
 
WISE:キャリアの中で、はじめは実験的にいろんなことに取り組むことは大事だと思っています。僕の場合、ユニバーサルミュージックやTERIYAKI BOYZがあったり、すごくいろいろなところでお仕事をさせていただくことが多く、その中で学んだことも多かったんですが、逆に自由が利かないところもあったので。
 
結果がどうあれ、自分が思ったことを一度やってみようということで、今回はソロ活動も再開させたり。今に至るまである程度レールの引かれているスタイルはやり尽くしたと思うんですよね。いろんな方とのフィーチャリングだったり恋愛ソングがメインになっていった過去作品とは、別のベクトルで原点に戻ってやりたいなと思います。また試行錯誤してやっていこうと思っています。
 
市川:自分が今までやってきたこととはまた別に、一から作り直したいなって思います。今までの楽曲をやるのではなくて、新たに自分の曲を作りたいと思っていますね。

配信楽曲へのコメント
 
WISE『今回の楽曲は、努力して、精一杯やってってところを歌詞にしたら、今の裕依ちゃんに合うのかな、と考えた歌詞になっています。なのでシンプルでわかりやすいんですけど、一番刺さる部分があるのかなと思っていて、しっかりと内容を詰めたので聴いて欲しいです。「WANNA BE FREE」というタイトルも、型にとらわれずどんどん自分の世界を作っていって欲しいというか、自分の鎖を破って解き放てたらいいのかなって思って。音楽的な掛け合いも含めて、結果的に裕依ちゃんに会う歌詞の内容になったのかなって思います。』
 
市川裕依『WISEさんのラップもすごくかっこいいです!前向きになれる楽曲なので、ぜひ、散歩とかランニングや、元気がない時に聴いて欲しいです。』
 
 
WISE 
父親を日本人、母親をアメリカ人にもちインターナショナルな環境に育つ。
高校時代をアメリカで過ごし、バイリンガルである事を活かした独自のラップスタイルを磨く。
2005年、新鋭 トラックメイカーSonPubを迎え、 8月10日(B)APE SOUNDSからWISE'n' SONPUB "DAKID"をリリース。
さらに11月16日、TERIYAKI BOYZ ® として1st Album「BEEF or CHICKEN」をリリース。オリコン初登場4位を記録。
そのスキルの評価は非常に高く、これまでに福山雅治、西野カナ、m-flo、BOA、Def Tech 、久保田利伸、青山テルマ、May J.ら数々の豪華アーティストの客演作を発表、メジャーアーティストとして日本一の客演リリース数を誇る。
 
2011年に発表したシングル「By your side feat.西野カナ」は 、着うた® &着うたフル® &待ちうた&歌詞サイトでNo.1の4冠を記録。
さらに5月にはこれまでのコラボレーション作品をコンパイルしたBEST ALBUM 「Heart Connection~BEST COLLABORATIONS~ 」を発表した。
そして2016年、4年ぶりにソロ活動を本格化させ、今夏配信シングル「Welcome 2 my city」「Summer time」をリリースする。
 
市川裕依
動画配信アプリ「SHOWROOM」でのオーディションを勝ち抜き、7人組女性ダンス&ヴォーカルグループ「BUS MASTER」のメンバー、「YUUI」として、日本クラウンより2016年メジャーデビュー。ソロ名義「市川裕依」としての初のリリースは、TERIYAKI BOYZや西野カナの楽曲などで知られる、実力派バイリンガル・ラッパーWISEのプロデュース&フィーチャリングによるダンサンブルなメッセージソング。
 

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