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ROOKIE A GO-GO 出演が決まるまでにどんな活動をしていた? | OFF AXIS vol.01
こんな人におすすめ
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OFF-AXISとは

都内にあるバー『BAR BUSHITSU EBISU』に訪れたゲストから、音楽活動に有益なお話を "雑談(=忖度のない本音)" をベースにライブ配信で伺うトーク企画『OFF AXIS』(読み:オフアクシス)。本企画では、アーティストの活動方法について世に溢れる華やかな成功体験などの「正面」の記録ではなく、その裏側にある葛藤、戦略、そして現場の空気感という「奥行き」を記録 & 配信し、次なるアーティストへのアイディア・ナレッジとして繋いでいきます。

第1回となる今回のテーマは、『ROOKIE A GO-GO出演者たちがやっていたこと』。FUJI ROCK FESTIVALという巨大な山の、その登竜門の前と後には何があるのか。ゲストにKingo('23 "ROOKIE A GO-GO"出演)HUGEN('25 "ROOKIE A GO-GO"出演)を招き、本音を聞いてきました。


Vol.1 『ROOKIE A GO-GO 出演者たちがやっていたこと』

出演までの1年間、何をしていたか

◉「来年フジロックに出ます」


HUGEN - ROOKIE A GO-GOの枠で出演することで、自分たちやチームの力が測れると思って。だから、SNSにも"ルーキーでフジロック絶対出ます"って言ってて(笑)。

Kingo - "出ることは決めてます!" みたいな(笑)。

HUGEN - そうそう。そういうので自分にエンジンをかけるというか、言い訳しないぜみたいな状態を作るっていう。

Takumi - 確かに、リスクを取ってるアーティストの伸び方ってすごい気がしますね。


◉ 自主企画への投資


Kingo - メイクや撮影なども『自分たちの実績にしよう』っていう同世代の仲間たちと一緒にやって。『anthem』ってイベント(自主企画)に向けて、もう思いつくもの全てやったんです。選考期間にライブやったのもそれが理由で。

Takumi - 認知を広げる活動、コンテンツのクオリティ、力を入れたイベントを選考期間にやる......戦略的!!!


◉ 普段ライブに来ていない層に届ける


HUGEN - ライブいっぱいやってても結局ライブに来てるお客さんしか知らないし。

Takumi - そうですね。呼べても最大数がそこってなっちゃいますからね。

HUGEN - そう。だから、広がっていく枠を作らないといけないと思ってて。フジロックや他フェスの審査担当であろう層に年齢などのターゲットを絞ってInstagramの広告を売ったり......


◉ 客観的な自己PRが大事


HUGEN - 自己PRは内向的な話ではなくて、客観的な話を書いた方がいい気がする。

Takumi - なるほど。メンタリティ的な話ではなく今までの実績や評価の話とか。これは音楽メディアの方が「プレスリリースの書き方」について話していた時も似たようなことを言ってましたね。

HUGEN - うん。そういうイメージがないような人でも、実は自分の紹介とかの話についてはわかりやすいことしてるなって。

Takumi - アーティスト自身の説明はわかりやすくて、『お、聴いてみたい』って思われるかどうかがそもそも大事ですよね。


ROOKIE A GO-GO出演後、活動はどう変わった

◉ 他フェスにも誘われるように


HUGEN - やっぱりフジロックのROOKIE A GO-GOに出てから、他のフェスから声がかかることがめちゃくちゃ増えて。音楽好きな方に知ってもらえたなという実感はあった。

Kingo - ライブの規模感も大きくなりましたね。出演後には初めてワンマンも開催しましたし、お誘いいただくライブも、3マンより2マンなどが増えました。実際ROOKIE A GO-GOが名刺・マイルストーンとなって、それこそSpotifyのBioにも書きました。

Takumi - 確実にお客さん目線でも注目しやすくなっただろうなっていう。


◉ 音楽好きや関係者, 演者からのメンション


HUGEN - WHITE STAGEでやっていた韓国の2組がちょうどROOKIE STAGEを観てくれて、Silica Gelが1番良かったバンドとしてインタビューでHUGENをメンションしてくれたんだよね。

Takumi - おお!

HUGEN - そこでできた繋がりが企画にも繋がったし、ROOKIE STAGEに出たのがきっかけで繋がりがガチガチってハマっていった感じはする。


◉ サバイブしやすくなった


Kingo - 『生きやすくなった』気がしますね。

Takumi - ん、どういうこと?

Kingo - 周りの反応も変わってきて、台風の中で傘さしてる感じだったのが、小雨になったような、精神的な変化も感じます。


活動の方向性を定めるために

◉ ガムシャラに活動したからこそ見えた


Kingo - 自分は23歳の時にエントリーをしていて。その1年間はとにかくガムシャラに全てのイベントやお誘いを受けるようにしてました。半年に40本とか。でも今考えると、これから自分がやりたい活動につながるかどうかという視点で、もう少し精査をしてもよかったのかもと。良いイベントだとしても "自分じゃないな" を判断するというか。

Takumi - 自分の活動の計画、やりたい活動について最初に見据えておくのが、実は大事なのかもしれませんね。


◉ 綿密すぎる計画を立てなくてよかった


HUGEN - 自分は『フェス3ヵ年計画』を決めていたけど、大まかな計画だからよかったのかなと。自分は一瞬そうなりかけたんだけど、いつこれをして、こうしたらこうなって......みたいな感じであんまり綿密に決めちゃうと、少しでも崩れた時に修正効かないから。

Kingo - 実務的な部分でタスクリストを埋めていくのが好きな人とかなら向いてるのかもしれないなと思ってますけどね。

HUGEN - 確かに。チームならいいかもね。

Takumi - そうですね。少し崩れた時に修正してくれる人がいるなら、綿密な計画をこなしていくのが楽しい状態を作れるのかもしれませんね。でも、それが作れないと続かないし、100%が出せない。


Q&A:資金繰りはどうしていますか?

◉ 初期投資は必要で、徐々にみんなで上がっていく


HUGEN - CMの音楽とか作って、個人事業主の人と同じくフリーランスの仕事をしていて。それで得たお金を自分がすごくいいなって思ったものに対して払ってる。

Takumi - 本当に価値を感じたものに払うという。

HUGEN - そう。たとえば、『MAYA』はshota watanabe naveっていうMV監督の方を紹介してもらって。実際に話して、相手のクリエイティブに対して投資しようという気持ちになったから、再生もされるように広告を売ったりということにつながってる。最初は赤字赤字で(笑)。 でも、作ったものによって、徐々に関わってくれた人がハッピーになっていくようなイメージ。


◉ インディペンデントだからこそ仲間が必要


Kingo - 『インディペンデントであればあるほど、周りの仲間の支えが必要』というか。1人でやっているからこそ、インディペンデントアーティスト同士の繋がりはすごく重要で、東京にはそういうシーンが今あると思ってます。

Takumi - 確かにすごく大事ですね。


Q&A:ファン・リスナーに求めることは?

◉ 聴いてもらえている実感


Kingo - 聴かれてくれ!と思って出してるので、『聴いてるよ』という反応が何かしら返ってくると嬉しいんじゃないかなと個人的に思います。リリースされた時にタグ付けしてくれたり、投稿してくれたり、言葉にしてくれたりするとやっぱり嬉しいですね。

Takumi - アクションがあると嬉しいですよね。

HUGEN - それはそう。全然連絡もくれていい(笑)。


◉ ライブ配信にも気軽に参加してほしい


Takumi - 配信するコンテンツってどうやって考えてます?何配信しようかなみたいな。

Kingo - リリースの話だったり、ライブの前だったらそのライブを一緒にやる対バン相手を呼んで2人で話して、『擬似対バン』みたいなことをしたり。

HUGEN - なるほど。

Takumi - コンテンツのファンでも、アーティストのファンではないからライブには来ないみたいな人って結構いると思っていて。コンテンツで垣間見得た魅力を深める方法としてSNSを使えたらいいですよね。

HUGEN - 明日とかやってみようかな。


最後に


Kingo - すごく裾の広い、色々なアーティストを受け止めてくれるフェスだと思います。何かフェスに出てみたいなっていう時はROOKIE A GO-GOにまず出してみるといいのかなと思うので、よかったら是非チャレンジしてもらえればと思います。

HUGEN - 自分の中では、フジロックってすごい特別な場所で、本当に単純に夢叶ったし最高って感じなので、出てください。出ましょう。頑張りましょう。


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