【予告編】これからのアーティストとクラウドファンディング

2015/09/09
by Takashi Watanabe

 
ーー2015年7月、ビクターエンタテインメントの新設レーベル『CONNECTONE(コネクトーン)』から今年メジャー・デビューを果たした新人アーティスト、『Awesome City Club』がクラウドファンディング・シングルの制作を発表しました。
 
既存のフォーマットや慣例にとらわれない活動を目指し立ち上げられたメジャーレコード会社の新設レーベルがクラウドファンディングを採用。音楽ファン注目の新人『Awesome City Club』がプロジェクトを実施。
 
そして、目標金額の100万円をたった3日間で達成したという事実は、音楽業界全体から大きな注目を集めました。
 
 
ここ数年で、以前よりずっと身近な言葉に成りつつある『クラウドファンディング』。
 
アーティストの皆さんの中でも『興味はあるんだけどなぁ。。。』『やってみたいとは思っているんだけどなぁ。。。』という方も、多いのではないでしょうか?
 
実際にアーティストの皆さんがクラウドファンディングを始める際、必要な準備や計画は何なのか。どのようにクラウドファンディングに向き合い、活用していくことが望ましいのか。超えるべき障害やハードルは、どこにあるか。
 
今回TuneCore Japanでは、これから音楽活動を行っていくアーティストの皆さんにとって、ますます当たり前の選択肢になっていくであろう『クラウドファンディング』について、特集してみました。
 
9月10日から、連載スタートです。お楽しみに!
 

 
クラウドファンディングとは?
 
クラウドファンディング(CrowdFunding)とは、群衆(Crowd)と資金調達(Fundhing)を組み合わせた造語。クリエイターや起業家が製品・サービスの開発、アイデアの実現などの『特定の目的』のためにプロジェクトを立案。インターネットを通じて、不特定多数の人から資金の出資や協力(支援)を募る。プロジェクトの起案者は、出資をしてくれた人(支援者)に対して、見返り(リターン)を提供する。
 
一定期間の間に、プロジェクトに共感した複数人の支援者が少額づつ資金を出資・支援し、目的の資金が集まった時点でプロジェクトが成立し、起案者は集まった資金を元手にプロジェクトを実行していく。
 
 

 

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