【2015年版】海外音楽 ストリーミングサービス 比較 まとめ

2015/05/07
by Yuya

 

 2014年のIFPIのレポートによると、デジタル音楽の収益は前年比6.9%増加で、US$6.85bn (約8000億円)でした。そして、2014年は世界ではじめてデジタルとフィジカルの収益の比率が、同率の46%で分け合うという歴史的な年でした。※残りの8%は演奏とシンクの権利。ここも今後は増加すると考えています。

 

 ジタルを押し上げた最大の要因は、音楽ストリーミングのサブスクリプションサービスの成長(39%増)ということで、現在推定で4100万人が定額制の音楽ストリーミングサービスを利用しているとの事です。まさに、アメリカではCDの売上げをストリーミングサービスが超えたという年でもあります。(関連記事
 
 
 外では、YouTubeのMusic Keyのベータ版がリリースされ、AppleによるBeats Musicの買収、Amazon Prime Musicの開始、DeezerのUS進出、2015年に入ってではありますが、Jay ZによるWIMPの買収からのTIDALリリース、Music UnlimitedからPS Musicへの変貌などなど、本当に音楽ストリーミングの話題は盛り沢山な状況です。
 
 念ながら、これらのサービス全てが日本国内では利用できません。。。
 
 
 んななか日本でも「LINE MUSIC」や「AWA」、その他国外の定額制の音楽ストリーミングサービスが増加すると巷では噂されており、やっとこさ日本でも音楽ストリーミングサービス元年となりそうな予感です!
 
 〜いフリではありましたが、今回はTUNECORE JAPANが注目する海外の音楽ストリーミングサービスを「ユーザー数」や「楽曲数」といった簡単な数字を添えて比較、まとめてみたので、紹介してみようと思います。2015年保存版!今の世界の音楽業界はまさにフィジカルからデジタルへ、パソコンからモバイルへ、そしてダウンロードからストリーミングへの転換期であると思います。
 
 

音楽ストリーミングとは?

オンラインで楽曲を再生することを言います。従来の楽曲を購入し、所有(iPodやスマフォ内に保存)することとは異なり、ストリーミングではインターネット上で楽曲にアクセスし再生をします。

サブスクリプションサービスとは?

サブスクリプションサービスとは、提供されるサービスの利用期間に対して対価を支払う方式のことを言います。多くの場合は、「定額制」「月額制」と同じ意味で用いられています。


*数値は当記事を執筆した2015年5月時点のものになります。

 

1. Spotify

 
 
楽曲数 :3000万
無料会員:6000万
有料会員:1500万 ($9.99/month)
国内利用:不可
 
 
Spotify社が運営する世界最大級の音楽ストリーミング配信サービス。2006年にスウェーデンにて創業され、2008年10月にサービスを開始。2013年度のロイヤルティとしてのアーティスト還元額は5億ドルに達しています。「Spotify」は6000万人の無料会員(そのうち1500万人が有料会員)が利用しており、毎日2万曲以上が追加され、さまざまな端末(PC、スマートフォン、タブレット等)で利用可能です。
 
*Spotifyへの楽曲配信はTUNECORE JAPAN:こちら
 
 

2. Beats Music

 
 
楽曲数 :2000万
無料会員:2400万
有料会員:11万($9.99 /month)
​国内利用:不可
 
 
ヒップホップ界のスターDr.Dreとジミー・アイヴォンにより創設。現在はAppleによって買収された同サービスは、米国最大のモバイルキャリアAT&Tとも提携しています。また、特徴である「レコメンデーションシステム」は、気分や位置情報などに加え、音楽ライターやメディア、キュレーターによるレコメンデーションを中心に構成されています。iTunes Storeと一緒になると噂されており、期待もされます!!
 
 
 

3. TIDAL (WiMP)

 
 
楽曲数 :2500万
無料会員:300万
有料会員:58万($9.99~$19.99/month)
​国内利用:不可
 
先日、JAY Zが買収したWiMPを再構築し、2015年新たにサービスインを果たしたTIDALは、高音質ストリーミングを掲げると同時に、7万5,000の高画質ミュージックビデオを保有。アプリケーション内でアーティストのソーシャルフィード閲覧が可能になっているなど、楽曲を聴きながらアーティストについて探れます。他のサービスに比べてエクスクルーシブコンテンツが多いのも特徴のひとつです。KANYE WEST,DAFT PUNKなどの有名アーティストが一同に集結したTADALforALLも話題に。
 
 
 

4. Rhapsody

 
 
楽曲数 :3200万
無料会員:-
有料会員:200万($4.99~$9.99/month)
​国内利用:不可
 
 
世界で一番初めのオンラインデジタルサブスクリプション型サービスとして、2001年にローンチ。2011年には、75万人の有料会員と1100万曲のカタログ、そしてNapstarとの提携を果たしています。現在は200万の有料会員と3200万曲のカタログを保有。
 
 
 

5. Google Play Music

 
 
楽曲数 :3000万
無料会員:-
有料会員:-($9.99 /month)
​国内利用:不可
 
 
Google社が提供するストリーミングサービスで、米国では2011年11月16日にサービスを開始。スタンダードプラン利用者は自分が持っている楽曲を最大50,000曲までクラウド経由で保存・同期が可能になり、いつでもどこでもデバイスを選ばずに保存された楽曲へアクセスが可能です。加えてモバイル端末にキャッシュを保存することでオフライン再生にも無料で対応しています。有料プランではGoogle社が提供する楽曲が視聴可能になり、ChromeCastでの利用やGoogle+やYouTubeとの連携サービスも行われています。
 
 
 

6. YouTube Music Key

 
 
楽曲数 :3000万
無料会員:-
有料会員:-($9.99 /month)
​国内利用:不可
 
 
2014年11月に、YouTubeが定額制音楽サービス YouTube Music Key が正式に発表しました。
YouTube上に「音楽」タブが表示され、人気の楽曲やおすすめプレイリストが選択可能で、現在はベータ版(一部の国のみ)として招待制で利用可能になっています。
 
 
 

7. Deezer Music

 
 
楽曲数 :3500万
無料会員:1600万
有料会員:500万(9.99ユーロ/month)
​国内利用:不可
 
 
フランスの定額制音楽ストリーミングサービスDeezer。180か国以上で利用されており、「FLAC」形式でのストリーミングが特徴です。高音質を追及する同サービスは16bit/44.1kHzでの楽曲ストリーミングを提供しています。Deezerはストリーミングサービスの中で世界一の利用可能国数を誇り、昨今、アジア地域を含めて急成長中。
 
 
 

8. Rdio

 
 
楽曲数 :3200万
無料会員:-
有料会員:-($10.0/month)
​国内利用:不可
 
 
2010年にスカイプのコクリエイターによって創業されたアメリカ発の音楽ストリーミング配信サービスで、現在85カ国でサービスを展開。Rdioはひとによる楽曲のセレクト、ソーシャルエンゲージメント、アルゴリズムによるパーソナライゼーションなどを組み合わせ、ユーザーにとって豊かな音楽体験を提供することを目的としています。
 
*Rdioへの楽曲配信はTUNECORE JAPAN: こちら
 
 
 

9. KKBOX

 

 
楽曲数 :1000万
無料会員:1000万
有料会員:10~100万(980円 (税込) / 月)
​国内利用:可
 
 
台湾のKKBOX Inc.社が2004年からサービスを開始。アジア全体で1000万人のユーザーが利用し、1000 万曲以上の楽曲が聴ける定額制の聴き放題音楽サービスです。日本ではKDDI(au)が 「LISMO Unlimited」から変更したKKBOX社が運営するアジアで最大の利用者数を誇っています。
 
*KKBOXへの楽曲配信はTUNECORE JAPAN: こちら
 
 
 

10. Guvera Music

 
 
楽曲数 :1000万
無料会員:800万
有料会員:-($0 ~ $12.99/month)
​国内利用:不可
 
 
2008年にオーストラリアにて開始した定額型音楽聞き放題サービス「Guvera」。2014年度はLenovoと提携し、Lenovo製モバイルデバイスにプレインストールする等の施策を行い、現在は20か国で利用可能になっています。
 
 
 

11. simfy

 
 
楽曲数 :2500万
無料会員:100万
有料会員:-(€4.99~€9.99/month)
​国内利用:不可
 
 
ドイツで2010年に開始したサブスクリプション型聞き放題サービス。シンプルなUIとシンプルに聴きやすくという同サービスの理念が反映されています。
 
 
 

12. Saavn

 
 
楽曲数 :300万
無料会員:1000万
有料会員:非公開($2.0~/month)
​国内利用:不可
 
 
Saavn LLC.が南アジア地域(インド周辺)をメインにサービスを展開しているストリーミングサービス。特にヒンディー語に強く、細分地域に対してマルチ言語化されているのが特徴です。他のストリーミングサービスにはあまり見かけない、インディアンカタログを多数します。
 
 

13. Milk

 
 
楽曲数 :1300万
無料会員:1600万
有料会員:-($3.99/month)
​国内利用:不可
 
 
韓国サムスンが運営するラジオ型のストリーミングサービス。有料課金版であるMilk Premiumでは、$3.99で楽曲のオフライン再生に対応しますが、現在再生可能なデバイスは、サムスン製品のみとなっています。
 
 

14. PS Music

 

 
楽曲数 :3000万
無料会員:-
有料会員:-
​国内利用:不可
 
 
ソニーは自社が運営する月額聞き放題サービス「Music Unlimited」を2015年3月29日をもってサービス終了した後、Spotifyとの提携による「プレイステーション ミュージック」(PS Music)を開始しました。楽曲はSpotifyと同様の3000万曲以上が用意されます。現在対応プラットフォームは「PS3」「PS4」「Xperiaスマートフォン」となっており、サービンイン初日は150万人以上が利用したと報告しています。
 
 
 

15. Slacker

 
 
楽曲数 :1300万
無料会員:600万
有料会員:120万($3.99~$9.99)
​国内利用:不可
 
 
アメリカ発2007年にローンチ。米オンラインラジオサービスPandraのようにステーションで曲の好みを判別していき、ユーザーへ音楽を提供します。ベースはラジオサービスですが、$9.99プレミアムでは曲・アルバムのオンデマンドストリーミングが可能になります。
 
 
 

 

 以上、海外音楽ストリーミングサービスまとめでした。今の世界の音楽業界はまさにフィジカルからデジタルへ、パソコンからモバイルへ、そしてダウンロードからストリーミングへの転換期であると思います。

 

 今までリスナーは、個人で音楽を聴く手段としてレコード・CD・デジタルDLと形態が変わってきましたが、今後の聴き方として注目されるのが「ストリーミングサービス」でしょう。ピックアップした海外ストリーミングサービスの中では、SONY社が海外で行う「PS MUSIC」が「Powered by Spotify」であったり、サムスン社が運営する「MILK」が「Powered by Slacker」であったりと、各社提携し、再生可能なプラットフォームも多様化しています。今後はIoTの流れからウェアラブルでストリーミング、なんてことも遠くないかもしれません。

 

 2015年はいよいよ、国内の音楽ストリーミングサービス元年になるのか!?と気になるところではありますが、引き続きデジタル音楽について追っていきますので、ぜひFacebookでええやん!(いいね!)やRSS登録して頂けると嬉しいです。

 

 

TUNECORE JAPANは、iTunesをはじめ、こうしたSpotifyなどのストリーミングサービスへの一括配信が誰でもできるサービスです。

オンラインストアへの音楽配信ってどうやるんだろう?と気になる方はこちらをチェックしてみてください!

 

 

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