再び注目を集めるダウンロードカード

2018/09/11
by Staff

 
比較的歴史が新しい音楽媒体である音楽カード(ダウンロードカード)。登場した当初はレコードメーカーなどを含め、数種類のサービスが提供されてきました。
 
その後、ストリーミングサービスの台頭もありフィジカルからデジタルでの音楽視聴が普及しつつある中、現在でもアイドルやコミケなどのシーンでは、そのCDよりもカジュアルかつコレクション欲をくすぐる形態が重宝され、スマホ向けのサービスも登場、イベントのノベルティやグッズとしても存在感を放っています。また、CDドライブがついているPCが減少していることも、改めて注目される要因となっているようです。さらに、音楽以外にも、歌詞カードや動画、写真など音楽以外のコンテンツも頒布できるサービスもあります。
 
そこで、音楽をはじめとするコンテンツをユーザーへ届ける手段が多様化している今、TuneCoreのようにアーティスト自身でもオーダーが可能な、現在国内で提供されている主要なダウンロードカードサービスをご紹介します。
※アルファベット順/各サービス仕様:2018年9月時点

 

Conca(コンカ)

 
画像:Conca TOPページ
 
カード材質:プラスチック(ポリ塩化ビニル製)
 
カードサイズ:85.5mm × 54m
 
厚さ:約0.3mm / 約0.5mm / 約0.7mm(3種類から選択)
 
デザイン:希望のデザインを最大5デザインまで印刷可能
 
シリアルコード:英大文字と数字を組み合わせた13桁の文字列を生成
 
対応ファイルフォーマット:txt、epub、pdf、mp3、wav、aac、aiff、flac、mp4、mov、jpg、png、gif、zip
 
ダウンロード期限:最大3年間(期限の設定可)
 
オプション:ファイル追加、目隠しシール、カード台紙、スピード製作、表面デザイン追加、ダウンロード解析機能、コメントフォーム設置、お知らせメール機能、QRコード簡単アクセス
 
納期:7日~12日営業日
 
参考価格:カードプラン100枚の場合 15,580円~
 
 
コンカには、無料の「サンプルセット」、シリアルコードのみ発行の「コードオンリー」、通常の「カードプラン」の3つのプランが用意されているので、ダウンロードカードをまだ利用しことがない人は「サンプルセット」から試すのもありかもしれません。また、購入者がダウンロードする際に会員登録が不要なので、購入者にカジュアルに利用してもらえそうです。
有料オプションになりますが、ダウンロード解析機能が用意されており、提供コンテンツをどうユーザーが楽しんでいるか、動向・傾向を把握することが可能なのはコンテンツクリエイター側には嬉しい機能です。
ただ、コンカでは、スマートフォン、タブレット等のPC以外の環境や一部ブラウザでは正常にダウンロード出来ない場合があるとのことで、基本的にはPCによるダウンロードを推奨しているそうです。
 
 

 

M∞CARD(エムカード)

 
画像:エムカード 企業・アーティスト向けTOPページ
 
カード材質・サイズ:紙0.2〜0.25mm、PET素材0.25mm、専用紙0.73mm、PVC0.76mm、80mm×170mm ミシン目1箇所(チケット形式)などの5パターン(その他要望に応じ対応可)
 
ダウンロード方法:QRコード or URLからアクセス、8桁のPINコード入力
 
対応ファイルフォーマット:wav、mp3、aiff 他(詳細は要問合せ)
 
ダウンロード期限:各カードで異なる
 
参考価格:要見積
 
 
音楽業界ではお馴染みのダイキサウンドが提供しているエムカード。どちらかというと法人やレーベルが利用するサービスイメージですが、個人でも個人事業主であれば利用をすることも可能なようです。ディストリビューション事業者として長年の実績を誇るだけに、幅広いアーティストの使用事例があります。
 
エムカード https://m-card.info/
 

 

PIMミュージックカード

 
画像:PIMミュージックカード TOPページ
 
カード材質:紙(アートコート220kg)、PET(白色0.19mm) ※プランにより異なる
 
カードサイズ:91×55mm、86×54mm ※プランにより異なる
 
対応ファイルフォーマット:wav、mp3、m4a、mov、m4v
 
ダウンロード期限:2年間
 
プラン:LITE、ECONOMY、SPEEDY、BASIC
 
納期:プランにより異なる
 
参考価格:BASICプラン 200枚の場合 22,000円
 
 
決済にBASEを活用するなど、DIY感のあるサービス設計な一方、解析機能「PIMアナリティクス」低価格でスピーディーなプランを用意するなど独自のポイントも。曲ごとに配信料がかかり、1曲は無料になるようですが、1曲(1動画)追加毎に配信料1,000円がかかるようなので、そこは確認しておきましょう
 
PIMミュージックカード http://pim.greatbrain.jp/
 

 

 

SONOCA(ソノカ)

 
画像:SONOCA TOPページ
 
カード材質:紙(マットポスト220kg)、プラスチック(PET 0.65mm)から選択
 
カードサイズ:86mm × 54mm
 
デザイン:表面はオリジナルのアートワークを印刷、裏面は規定デザインで楽曲ダウンロード用のユニークなシリアルコード/QRコードを印刷
 
対応ファイルフォーマット:wav、flac(アップロードファイル)/mp3、flac(ダウンロードファイル)
 
ダウンロード期限:3年間
 
オプション:ハイレゾオーディオ、カード台紙、信託曲権利処理対応
 
納期:10営業日以内
 
参考価格:紙カード 100枚の場合 14,800円
 
画像:SONOCA カードサンプル
画像:SONOCA 対応環境
 
※法人での注文については要相談(特注印刷・複数デザイン・動画収録等の対応可)
 
 
クリプトン・フューチャー・メディア社が提供するSONOCA。「スマホ用」という名の通り、カード購入者はスマホアプリ「SONOCA Player」で楽曲をダウンロードします(パソコンからでもダウンロード可能)。スマホでダウンロード後はパソコンに転送したり、メインで使っている他の音楽プレイヤーでも視聴できるようです。そして、今回紹介しているサービスの中で唯一iOSでのダウンロードにも対応しているのはiPhoneユーザーにとって嬉しい点でしょう。また、SONOCAでポイントとなるのは、やはり収録する楽曲のタイトル、アーティスト名、アートワーク、アプリ表示画像に、クリプトン・フューチャー・メディア社のキャラクターの名称、二次創作イラストを使用できること。(公式による使用例:アーティスト名に「feat. 初音ミク」と入れる、アートワークに「初音ミク」の二次創作イラストを使用する)  使用可能なキャラクターは、初音ミク、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITO とのことです。
 
さらに、Spotifyのアプリにも導入されている歌詞提供サービス”プチリリ”との連携による歌詞対応、登録楽曲に著作権管理団体への信託曲を含む場合の著作権処理代行オプションもクリエイターには嬉しい点だと思われます。
 
 

アーティストとしては、イベントやライブにおいて、通常のマーチャンダイジングに加えて、直接ファンとコミュニケーションをはかりながら音楽を届けるツールとしてダウンロードカードを利用してみるのもいいかもしれません。

 
また、SONOCA(ソノカ)では現在、下記のクーポンコードを注文時に入力すれば10%OFFとなるキャンペーンを実施中。(キャンペーン実施期間:2018年10月31日まで
【クーポンコード:Z7RTH4MTAUK2A68N
 
 

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