

Artist Profile
SHIM-ON-GAK<新音楽制作工房>は、音楽家の菊地成孔が、自ら運営する私塾「私立ペンギン音楽大学」の大学院DTMクラス(調性/ モード / ブルーノート概念 / ポリリズムを学んだ後「大学院」として実演クラスと DTMクラスに分岐する)の生徒から2020年度のクラス19名を選抜して2021年に結成したギルド。
菊地によれば結成根拠は「20年度の生徒の提出物に、自分の能力と同等かそれ以上ものが急増して異常値に達したため」。
19名のメンバーはMIDIからAIに至るあらゆるテクノロジーを駆使したDTM制作、ピアノソロからオーケストラ・ライティングまでを包摂するアコースティック音楽の作編曲、SSW、ラッパーまで、あらゆるポップミュージックのボキャブラリーを網羅したクリエーター集団であり、日本の音楽界では長らく失われていた「工房制作」による集団性 / 個別性の両立を果たし、その集団意義のみならず、コンサバティヴからオルタナティヴまでをボキャブラリーに、どのジャンルに於いても、真の意味で先鋭的であり続け、その活動が各界から注目されている。
2025年6月21日、初のアルバム「未来のコドモたちの食べ物」(スパンクハッピー・セルフメイク / 31曲収録)をリリース。代表である菊地もいち作曲家、編曲家として工房メンバーと共に名を連ね、ヒエラルヒー依拠の組織形態ではない、日本で唯一のギルド形態の集団である事を雄弁に物語っている。
<活動履歴>
TVドラマ
「岸辺露伴は動かない」(2020〜)
劇映画
「岸辺露伴ルーヴルへ行く」(2023)
「almost people」(2023)
「岸辺歩半は動かない 懺悔室」(2025)
「POCA PONポカポン(2026 予定)
楽曲提供
オーニソロジー「食卓」(2022)
Lilla Flicka&新音楽制作工房「通過儀礼 / Initiation」(2023)
QN/K「21世紀の火星」(2023)
オリジナル・サウンド・トラック「岸辺露伴は動かない / 岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(2023)
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール「天使乃恥部」(2024)
*また、工房は常に楽曲単位で<誰もが用途を問わず安価で購入できる>販売形態を持っており、その為の楽曲カタログサイトがある。現在までに約20曲が売却されている。
ビュロー菊地レーベル
