Kotobuki Hikaru
Kotobuki Hikaru

Artist Profile

Kotobuki Hikaru 1964年生まれ。1980年代半ばから、あがた森魚や泉谷しげるらのサポートキーボーディストとして音楽活動を開始。1987年に平沢進率いるP-MODELに参加。自身の横や背後、時には真上にまでシンセサイザーを並べた強烈なプレイスタイルで、"キーボード妖怪"と評された。  P-MODELが活動休止期間に入り、バンドを脱退。カンボジアなど諸外国でも音楽活動を送っていたが、戸川純率いるヤプーズのライオン・メリィらと共にプノンペン・モデルを結成。また2002年には、アンドリュー・シャープリーや梅津和時、森岡賢、知久寿焼などを迎えたソロアルバム『mosaic via post』をリリース。2009年には、自身やかつてのP-MODELのメンバーの名前をもじったキャラクターが登場し大ヒットしたアニメ『けいおん!』も放送され、さらなる注目を浴びる機会も増えていた。  2012年、冨田勲の『イーハトーヴ交響曲』の初演にエレクトロニクスというパートで参加。"ヒューマン・クロック"を使用したシステムを披露し、オーケストラと初音ミクが共存するステージを成立させる主要メンバーとなった。2016年、冨田勲の遺作となった『Dr.コッペリウス』には、 演出・エレクトロニクス・システムアーキテクトとして参加、作詞・曲・編曲も手掛け(最終楽章は、東京2020オリンピック開会式でのクライマックスとなる聖火点灯に採用)“アステロイダー”“ビーマーベィビイ”といったリアルタイム制御の映像音響デバイスを発案設計、オーケストラとバレエに加え立体音響やスクリーン装置の自律システムが共存するステージを生成した。  以降もリー“スクラッチ”ペリー、エイドリアン・シャーウッド等との共作・リメイク・リミックスなど、国内外での音響工作に多数参加している。
Genre: Electronic, Alternative