Super Jet Kinoko
Super Jet Kinoko

アーティスト情報

スーパージェットキノコ流星の如くシーンに登場したと思いきや、瞬く間にパーティー界隈のニューアイコンになってしまった稀有な突然変異バンド、スーパージェットキノコ。 大阪アンダーグラウンド音楽カルチャーの最深部にして発信源である「戦国大統領」や「罠BAR」といったベニューに毎夜集っていた面々が意気投合し、2019年に電撃結成。いきなりインド・ツアーとタイ・ツアーを敢行。 帰国後はクラブからライブハウス、野外フェスまで、場所やジャンルや規模を一切問わず、様々なパーティーに引っ張りだことなっていく。 メンバー全員、バックボーンは違えど、連日連夜、極上の音楽とそこに入り乱れるフリークスの喧騒にまみれて生きてきた。このような特殊な生活環境が、猥雑でありながら唯一無二の特異性を持つ、彼らが彼らたる由縁である。 地道なライブ活動を精力的に続ける中で、数々のアンセムが誕生したが、それらを熱々の状態でパッケージングした1stアルバム「キノコ教典 ~飛び出せ胞子たち~」は、2022年初頭にリリースされるや否や、日本各地のロックシーンやパーティーシーンにとどまらず、旅人、ヒッピー、茶葉や果物を収穫する季節労働者たち、そして日本に滞在する外国人パーティーアニマルたちの間で大きな反響を呼ぶ。 コロナ禍真っ只中の閉塞した社会に風穴を開けるかの如く、怒涛の日程が組まれた2022年のリリースツアーは、大阪アメリカ村のクラブ、TRIANGLEで開催されたレコ発初日から狂気じみた大盛況で幕を明け、日本列島を行脚。 名だたるレイブやフェス、ベニューに多数出演し、熱烈なラブコールと好奇の眼差しで迎えられた。 ロックンロール、トランス、サイケデリック、どんちゃん騒ぎ、奇想天外、狂喜乱舞、破天荒、ええやないか、LOVE & PEACE、ONE LOVE…彼らの音楽性やアティチュードを表現しようとすると、こういったキーワードが思い浮かぶ。 オーディエンスと共鳴し、空間を飲み込み、更にはねじ曲げてしまう圧巻のライブパフォーマンスと、驚異的なまでのGood Vibes & Positive Thinkingの伝播力は、メンバー個々のポテンシャルの高さに裏付けられたものであり、それは祭り(パレード)であり、儀式(リチュアル)とも言える。 いつの間にか関西のアンダーグラウンドにおいて、彼らは単なるバンドというより、もはや「現象」や「共同体」と呼んだほうが的確かもしれないほどの熱狂を生み、ジャンルや人種の境界線を超越した「わっしょい」「最高MAX」を合言葉とする独自のカウンターカルチャーを牽引していくこととなる。 これは大阪において、ニュースクールハードコア勃興期、関西ゼロ世代に続く大きなムーブメントとして、サイケデリックトランスのシーンとも密接にリンクしながら今なお成長を遂げている。 デビューアルバムの興奮と余韻がまだまだ冷めやらぬ中で2023年にリリースされたファン渇望の2ndアルバム「キノコ教典 ~俺の菩薩~」は、彼らのファンなら一聴するだけで笑顔でハッピーな気持ちになれる素晴らしい多幸感に満ちた作品であった。 根拠を必要としない前向きな精神性、純粋無垢な全肯定の哲学、そして生粋のキャッチーさはそのままに、ロック・歌もの色が強かった1stと比べると、よりダンサンブルにグルーヴィーにパワーアップしたキノコ節が炸裂している。 2024年には、京都府京丹後市で3日間に及ぶ音楽フェスティバル「SUPER JET SONIC」を開催し、数々の常軌を逸した伝説を生み、大きな爪痕を残す。 そして「HENTAI CAMP」「山水人 YAMAUTO」「Re:birth」「春風」「水と木の祭り」「GAIA」「HAPPY FARM MUSIC FESTIVAL」「天竺」「Okinawa Pirates Gathering」など、数多くのフェスティバルやレイブに出演。「法蓮寺」「常楽寺」「京都大学 吉田寮」「赤壁邸」をはじめ、全国各地で精力的にライブを行う。 2025年1月には、味園ユニバースにて「スーパーゆるふわ裸NEKO」をハダカエフダと共同開催。観客約1000人を動員。 同年7月〜8月にかけては 「Shroomy Parade 25 -Splash Summer-」というタイトルで、イタリア、スイス、オーストリア、フランス、ドイツなど、6カ国13公演のツアーを敢行。各地で大盛況を記録し、ハンガリーではO.Z.O.R.Aフェスティバルにも出演を果たす。 10月〜11月には「Shroomy Parade 25 -Harvest Autumn-」と題して再びヨーロッパに遠征。イギリス、スイス、ドイツ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、オランダ、ベルギー、フランスを巡り、9カ国14公演を敢行する。 ツアーの合間を縫い「大阪・関西万博(Expo 2025)」の大舞台でもライブを行う。 ロックンロール、パンク、トランス…様々なサイケデリックミュージックやレベルミュージックを土壌にして育まれた唯一無二のスタイル「NANIWADELIC」は、時代を先取りしているのか、それとも他の惑星や次元からもたらされたものなのかは不明だが、独創的なニューウェーブ・トランス・ロックは年々深化を遂げている。 そして今回、3年ぶりとなる新作3rdアルバム「SHROOMY THE GO GO」が発表された。 メンバー全員の振付が話題を呼び、ライブの定番曲となっている「COME COME UFO」で幕を明け、クライマックスのトランシーな加速が射精的に気持ち良いアッパー応援歌「マエバリマッチョ」、コロンビアでマイアヒーと叫びたい…その一心から生まれたSJK流クンビア・ソング「コロンビア de マイアヒ」と続く。4曲目には、個人的に現時点でのキノコの集大成的ダンスチューンという位置づけの「ウガシャカ」を収録。日本古来の祭りの精神性をSJKのフィルターを通してアウトプットした煩悩浄化ソングである。5曲目は木魚&旗振り担当、岩見沢勃起力也のテーマソング「ラダタンダ」が祝祭感を加速させる。6曲目には大阪ダンスシーンの至宝、巨匠DJ ALTZによるチリ産ミニマルの香り漂う「ウガシャカ」リミックス、そして最後を飾るのは2ndアルバムに収録されていたSJKからのマッドチェスターへの回答、哀愁を感じるメローでスローなキモちE新境地的バラード「路地裏のサマー」の、こちらも同じくALTZによって軽快にゴキゲンに化けたリミックスを収録。以上、新しい息吹が脈打つ全7曲。 よりコズミックにカオティックに進化したキノコ節が堪能できる内容となっている。特に弦隊のアンサンブルが素晴らしく、過去最高にサイケデリック"ロック"している作品と言えるだろう。 なお、彼らは2026年6月、本作を引っ提げて3度目のEUツアーに旅立つ。ドイツ、​フランス、​クロアチア、​オーストリア、​イタリア、​オランダ、​イギリス、​​スペイン、​​スイスを巡り、各地のフェスティバルを中心に9カ国19公演を行う予定だ。 いつだって音楽というものは、語るものではなく感じるものであるはずだ。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損!ということで、色眼鏡を外してオープンマインドになったとき、あなたは初めてスーパージェットキノコの真価を目の当たりにするだろう。 彼らは今日も、愛と勇気と笑いの胞子を混迷の世に撒き散らす。 Text by 天之川タクヤ(Rebel Carnival / アシッドムービー研究家) 2026年5月某日
ジャンル:New wave techno 新喜劇トランス出身地: 大阪府
メンバー
ポパルダウド明役割: ベースギター
Ice Guitar Watson役割: ギター, 作曲者
Highman役割: ボーカル, 作詞者
Enomoto Ramune役割: ボーカル, シンセサイザー
Enomoto Yasu役割: 作曲者, パーカッション, グラフィックデザイン
Chikaco役割: その他の楽器
岩見沢勃起力也役割: パーカッション

ようこそ宇宙RECORDS