

アーティスト情報
出田りあマリンバという楽器の可能性をここまで深く追求しているマリンバ奏者は世界的に見ても珍しいだろう。出田りあの、繊細で、心地よいゆらぎに満ちたトレモロを聴くと、打楽器という概念を一瞬で覆えされる。多彩な表現力と自由自在な演奏技術で聴衆を魅了し、自身の巧みなアレンジ力でジャンルを問わないレパートリーを生み出す、今最も「求められる」マリンバ奏者なのだ。
6歳の時に故郷である熊本でマリンバとピアノを始め、1度聴いたら譜面がなくても弾けるという特殊な才能をもとに幼少期より編曲を行う。18歳の時にフランス・パリへ留学しパリコンセルヴァトワール(CNR)で学ぶ。2003年第1回パリ国際マリンバコンクールで第1位を受賞。マリンバ奏者としては前例がないヨーロッパ屈指の室内楽音楽祭への出演を果たし、これまでにビューゲンシュトック祭(スイス)、ローランゼック国際音楽祭(ドイツ)、ザグレブ国際音楽祭(クロアチア)、サロン・ド・プロヴァンス国際室内楽音楽祭(フランス)、エバーメイ室内楽プロジェクト(アメリカ)、ファロス国際室内楽音楽祭(キプロス)に出演し、エマニュエル・パユ、ポール・メイエ、アンドレアス・オッテンザマー、フランソワ・ルルー、エリック・ルサージュ、小菅優、ガイ・ブラウンシュタイン、樫本大進、ボリス・ブロフツィン、ナビル・シェハタなどと共演。日本国内ではギタリスト村治佳織と共にギターとマリンバの新しいデュオレパートリーを多く生み出している。2012年よりミュンヘン室内オペラの専属アーティストとして、マリンバを加えた室内オーケストラという世界初の編成で様々なオペラを上演しており各地で話題を呼んでいる。
委嘱活動も積極的に行なっており、これまでに多くの作品の世界初演に携わる。エリック・サミュ作曲のマリンバ協奏曲「SUGARIA」世界初演(2007年、フランス)、オハド・ベン・アリ作曲のマリンバ協奏曲を山田和樹指揮のもと日本フィルハーモニー交響楽団と世界初演(2014年、日本)、藤倉大作曲のマリンバと合唱のための「さわさわ」をハダースフィールド国際現代音楽祭にてポーランド放送合唱団と世界初演(2017年、イギリス)、などがある。これまでに、水野与旨久、エマニュエル・セジョルネ、エリック・サミュに師事。平成音楽大学、ロンドン芸術アカデミー(LPMAM)の客員教授。ベルリン在住。
ジャンル:クラシック活動エリア: ドイツ
Sonoria Records


![New Cinema Paradise (Marimba & Piano) [Cover]](https://tcj-image-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/u335655/r1042310/ite1042310.png?X-Amz-Algorithm=AWS4-HMAC-SHA256&X-Amz-Credential=AKIAJV4VIS2VN3X4CBGA%2F20251218%2Fap-northeast-1%2Fs3%2Faws4_request&X-Amz-Date=20251218T085213Z&X-Amz-Expires=86400&X-Amz-SignedHeaders=host&X-Amz-Signature=1f43ce60366edae061b8ad390fb28695d363abae3ecebc66897b5547c96103ec)
