Georgie Ichikawa
Georgie Ichikawa

アーティスト情報

Georgie Ichikawa

市川穣嗣は日本人の父とイギリス人の母を持つ. 1982年に東京で生まれた。神奈川県鎌倉市で幼少期を過ごし、常にファンタジーの世界に魅了され、色鮮やかな空に浮かぶドレスを着たお姫様を描き続ける創造的な少年であった。16歳のとき、彼はイギリスに移住し、その後、奨学金を受けてUniversity of Arts、 London (London College of Fashion)でファッションデザインテクノロジーの修士号を取得した。 「LOVE: PooPoo-Corn the lucky Unicorn」は彼のデビューショーだ。が、既にこの初のショーの基本的なテーマである「愛」が、これからも常に彼のテーマであることを確信している。『愛』は市川にとって大切な関心事となっている。彼は「Love Chat with Georgie」というポッドキャストのホストおよびプロデューサーをしており、ゲストを招いて芸術的な表現を超えた『愛』について議論する場を提供している。2024年に始まるシーズン2では、愛と運をテーマにしている。 90年代を生きる若いクィアの人にとって、愛は当然のことではなかった。愛の形は監視されるものであり、友人や家族から孤立させられることもあった。コミュニティ内からも(まだAIDS危機の影響を受ける時代であるため)外部からもLGBTQ+の個人に対する暴力が普遍的な時代であった。愛は無条件で確約されたものではない。愛が見つかったときはそれは全身を取り込み、愛の喪失は同様に彼を不安とうつ病の長いスパイラルに陥れた。 彼はわずか25歳でPUMA x Alexander McQueenのヘッドデザイナーに就任し、ロンドンで自身のブランドを立ち上げ、30歳になると日本に戻り、アイドルグループSTU48の衣装をデザインし、そして今日までに1,750万回以上再生された音楽ビデオを制作している。職業面では成功を収めていたが、愛を求める彼の個人生活は自己破壊的な道に導いていた。 陳腐な表現にはなるが市川の人生を変えるきっかけとなることがおこり彼の人生に平和が訪れる。LGBTQ+の問題に関する意識向上のために、Mr. Gay Japanを共同設立し、同性婚を支援するキャンペーンを主導し同性婚賛同署名活動を通し2,7000通の署名を法務省に提出している。市川の自信が成長し、彼は自身をより良く、より優しいバージョンにし、自分を好きになり、そして自分を本当に愛することを学んだ。それに伴い、彼は夫を見つけ、創作への情熱を再び取り戻し、愛を広める新たな目的を見出した。 愛は、現在の世界において不足していると思われるもので、彼は創造的な活動を通じてその愛を普及させる使命を見出した。

ジャンル:electronic
活動エリア:東京