Yuri Suzuki
Yuri Suzuki

アーティスト情報

Yuri Suzuki

Yuri Suzuki 1980年、東京生まれ、ロンドン・マーゲート在住。精巧につくられた作品を通じて音の可能性を探求するサウンドアーティスト。1999年から約6年に渡り、アートユニット「明和電機」に研究員として在籍し、音楽とテクノロジーの世界へと踏み込んでいく。2005年、ロンドンへ移住し、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートにて修学。以来、音と人間の関係、音楽がいかに私達に影響を与えるかを問う作品をつくり続け、それらの展示は世界各地に広がった。2014年には2つの作品、「OTOTO」と「カラー・チェーサー」がニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに選ばれ、その名は加速度的に伝播。その後も、Jeff Millsより制作依頼を受けたドラムマシン「The Visitor」の発表(2015)や、スワロフスキー・デザイナーズ・オブ・ザ・フューチャー受賞(2016)、ミラノサローネでのアウディのインスタレーション担任(2017)、ペンタグラムのパートナー就任(2018)、そして、2019年には学研とのコラボレーションによるレコードカッティングマシン「トイ・レコードメーカー」の発表など、その足跡は枚挙に暇がない。また、音楽面においてはAcid Houseに傾倒し、これまでにFrank Müller主宰のMüller Recordsや、DMX KrewのコラボレーターとしてBreakin’ Recordsなどから数々の作品を発表。2019年にはイギリスのEU離脱に反対するプロテスト7インチレコード「Acid Brexit」を制作し、ロンドンデザインミュージアムのパーマネントコレクションに選定された。

ジャンル:Electronic
活動エリア:ロンドン
abend kollektiv