Mimei Sakamoto
Mimei Sakamoto

アーティスト情報

さかもと未明

さかもと未明、日本のアーティスト。1989年に漫画家デビュー、人気を博す、2006年に難病である膠原病を発症。手が動かなくなり、余命宣告を受けたのを折に、経験のなかった歌手活動を開始。手足が動かなくなり、歩くこともままならなくなった当時、ほかの表現の選択肢を考え付かなかったのである。しかし、多くの人々の支援をうけ、2009年、「人生~いのち~」(Rambling Records)でCDデビュー。2012年にクリヤ・マコトのアレンジによる初のジャズアルバム「La Magie de l'amour}(JAZZ JAPAN)、2013年に自身の作詞、後藤次利プロデュースによるによるポップスアルバム「青い伝説~BLUE LEGEND~」(JAZZ JAPAN)をリリース。 第三段目のアルバムとなる今回の「MOULIN ROUGE」は、敬愛するアレンジャー、ピアニストのクリヤ・マコトを再び迎え、ベースに納浩一、ドラムスに大坂昌彦。楽曲はミシェル・ルグランの楽曲をメインに選曲。2015年の製作開始から五年の歳月をかけ完成された。豪華ゲストにミシェル・ルグランの息子であるバンジャマン・ルグランを迎え、デュエットを二曲作成。また、作家自身が自分なりの表現を極めたいという思いからインディペンダント・レーベル MIMEIDIAを立ち上げ、オリジナルのプロモーションビデオも多数制作した。その五年の間にさかもとは私生活で多くの友人をがんで失う。一方自身は回復していき、手も動くようになり、画家デビューを果たし、作家活動も復帰した。失われた友人たちへの鎮魂の意味も含めて、さかもとはレコーディングを行ったという。満を持して発表された、魂の記念碑的作品である。

ジャンル:スムースジャズ
活動エリア:東京、パリ
MIMEIDIA