なかのひろきと素敵なへんてこ団

なかのひろきと素敵なへんてこ団

あるところに男がおりました 男は歌がとってもとっても大好きで 特にロックンロールという歌が大好きでした ロックンロールを歌う人たちはとてもカッコいい「はみだし者」で 男も ああ かっけー「はみ出し者」になりたいなぁと思っていた ところが男はいつまでたってもはみ出せませんでした だけど男は気づいた あるとき気づいた はみ出し者になったのです なぜなら 気がついたら　ひとりぽっちだったから だけど 憧れのはみ出し者ひとりぽっちはぜーんぜん楽しくありませんでした あー さみしいなぁ って 思っていたら そんな時 へんてこな音楽が聴こえてきた （聴こえてきた…！） へんてこな音楽を聴いていると なんだか男は気がついたら一緒に歌っていてとっても楽しい気持ちになって それはロックンロールみたいではなかったかもしれないけど ロックンロールを聴いたあとみたいに… あ～こんなんでええんかぁって これで いいのかーって 思ったのでした へんてこ団のでんせつ はじまりはじまり。